最新バージョン Ver1.3.6

正距方位図法
天球シミュレーター

Azimuthal Equidistant Star Map

見たい方向を中心に、そこからの角度をそのまま距離として描く星図です。好きな日時・好きな場所の空を、恒星・惑星・星雲星団と一緒にブラウザで再現します。インストール不要で、PCでもスマートフォンでも動きます。

冬の南の空。オリオン座の周辺に木星や天王星、メシエ天体の記号が表示された星図
2,961名前・符号を持つ恒星
10太陽・月・惑星・冥王星
150メシエ・NGC等の深宇宙天体
89観測地のプリセット
Overview

正距方位図法で見る星空

正距方位図法は、中心点からの方位と距離が正しく表せる図法です。このアプリでは画面の中心を「見ている方向」とし、そこから離れた角度に比例した距離に天体を描きます。中心から30°離れた天体は、60°離れた天体のちょうど半分の距離に描かれるので、天体どうしの角度の離れ具合を直感的につかめます。

天頂を中心にすれば地平線までの空全体が一枚の円に収まり、南の地平線を中心にすれば、地上から見上げたときに近い感覚で星座をたどれます。視点はドラッグで自由に動かせ、最大20倍まで拡大できます。

天体の位置は観測地の緯度・経度とタイムゾーンから計算します。月や惑星は観測地から見た位置(地心視差の補正込み)で表示します。

60°30°0°(地平線) 中心=見ている方向 角度∝距離 南 東西
天頂を中心にした場合の模式図。同心円は中心からの角度(30°ごと)
Features

機能説明

各項目をクリックすると説明へ移動します。

天頂を中心に空全体を表示した星図。外周の緑の円が地平線
天頂ボタンで空全体を一枚に。外周の緑の円が地平線です
01

星図と視点の操作

ドラッグで見る方向を変え、ホイールやピンチで1〜20倍に拡大できます。画面右上には現在の視点の高度(Alt)と方位(Az)が表示されます。

  • 南の地平線ボタン:南の地平線を中心にした標準の視点に戻ります
  • 天頂ボタン:真上を中心に、空全体を表示します
  • 方位高度グリッド、天の赤道、黄道、白道、子午線、地平線、天の川、星座線・星座名・星座境界線を表示できます
  • 太陽の高度に合わせて空の色が変わる「白昼モード」付き
  • 表示中の星図を画像としてクリップボードにコピーできます
分のプルダウン(例)

▲ 1時間前の59分へ
07:30 → 06:59

▼ 1時間後の0分へ
07:30 → 08:00

日をまたぐときは日付が、年をまたぐときは年まで連動して変わります。

02

日時と時間の流れ

画面左上の年・月・日・時・分のプルダウンで日時を指定します。速度スライダーで時間の進み方を変えれば、星の日周運動や惑星の動きを早送りで観察できます。

  • 速度は −5000倍〜+5000倍。マイナスにすると時間が逆に進みます
  • 現在時刻ボタンで今の空に戻り、停止ボタンで時間を止めます
  • 各プルダウンの先頭の▲と末尾の▼で、繰り上がり・繰り下がりを連動させながら1つずつ前後に移動できます(▲▼使用時の秒は0)v1.3
  • 1月31日に「2月」を選ぶと2月28日になるなど、月末日にも対応しています
オリオン座周辺。赤いベテルギウスと青白いリゲル、ベテルギウスの情報ウィンドウにスペクトル型M3が表示されている
赤いベテルギウスと青白いリゲル。情報ウィンドウには推定スペクトル型が表示されます
03

恒星とスペクトル色v1.3

6.5等級までの恒星を、明るさに応じた大きさで描きます。色は恒星の色指数(B-V)から推定したスペクトル型に合わせ、青白いO・B型から赤いM型まで、実際の星の色合いを再現します。

O
B
A
F
G
K
M
  • 情報ウィンドウに等級・推定スペクトル型・B-V値を表示
  • 設定で従来の「等級別の色」に切り替えることもできます
  • 星の表示サイズは0.1〜3.0倍で調整可能
北斗七星の星々にギリシャ文字のバイエル符号とフラムスティード番号が表示され、ミザールの情報ウィンドウに固有名・バイエル符号・フラムスティード番号が並んでいる
北斗七星。フラムスティード番号もONにして、4.5等までの星に表示した例
04

恒星名・バイエル符号・フラムスティード番号v1.3.4

恒星のラベルに、固有名に加えてバイエル符号(α、β、γ…)とフラムスティード番号を表示できます。たとえばベテルギウスなら「ベテルギウス α 58」のように並びます。約3,000個の恒星について、名前と符号のデータをアプリに内蔵しています。

  • 初期設定はバイエル符号を表示、フラムスティード番号は非表示。表示設定でそれぞれON/OFFできます
  • 「表示等級」スライダー(−0.2〜6.5等、初期値2.5等)で、固有名・符号・番号を表示する星を明るさで絞り込めます。2.5等を指定すると、2.5等ちょうどを含めそれより明るい星だけに表示しますv1.3.6
  • ズーム10倍まではスライダーの設定どおり。10倍を超えると表示等級が自動で広がり、最大の20倍では6.5等までのすべての星に名前と符号が付きますv1.3.6
  • 情報ウィンドウには表示設定に関わらず、固有名・バイエル符号(例:ζ UMa)・フラムスティード番号(例:79 UMa)をすべて表示。いずれも無い星はHIP番号を表示します
  • κ¹ や θ² のような番号付きの符号は上付き文字で表示します
秋の夜空。土星と海王星が近くに並び、土星の情報ウィンドウに高度変化グラフが表示されている
2026年10月の宵空。土星と海王星が並びます
05

太陽・月・惑星

太陽、月、水星から海王星までの7惑星、そして準惑星の冥王星を、指定した日時の位置に表示します。v1.3 天王星・海王星・冥王星を追加しました。

  • 惑星の位置はNASA JPLの近似軌道要素(永年変化込み)、太陽はMeeusの計算式で求めています
  • 月は満ち欠けの形を、太陽のある方向に輝面を向けて描きます
  • 月の情報ウィンドウには月齢・輝面比・地心距離、惑星には地球からの距離(AU)を表示
  • 地平線の下にある天体は暗く描くので、いま見えているかどうかがすぐにわかります
夏のいて座付近。多数の球状星団、散開星団、干潟星雲などの記号が並ぶ
夏のいて座付近。天の川に沿って球状星団や星雲が集まっています
06

深宇宙天体 150個v1.3.3

メシエ天体110個に加え、二重星団、ヒアデス星団、馬頭星雲、北アメリカ星雲、ばら星雲、大小マゼラン雲、オメガ星団、イータカリーナ星雲など代表的なNGC/IC天体ほか40個を表示します。記号の大きさは実際の見かけの大きさに比例し、銀河は傾きの向きまで再現しています。

散開星団
破線の円
球状星団
十字入りの円
星雲
円(散光・惑星状・超新星残骸)
銀河
楕円(傾きも反映)

名前のある天体と8等より明るい天体はいつでもラベルを表示し、それ以外は2倍以上に拡大したときに表示します。設定の「深宇宙天体」でまとめてON/OFFできます。

情報ウィンドウに表示される内容

すべての天体方位・高度・赤経(0h〜24h)・赤緯、その日の高度変化グラフ(0時〜24時、太陽と比較)
恒星固有名・バイエル符号・フラムスティード番号(いずれも無い星はHIP番号)、等級・推定スペクトル型・B-V
惑星地球からの距離(AU)
月月齢・輝面比・地心距離
深宇宙天体名称・種別・等級・視直径・星座
07

天体情報ウィンドウ

天体をクリック(タップ)すると、その天体の情報をまとめたウィンドウが開きます。ウィンドウはタイトル部分をドラッグして好きな場所に動かせます。

  • トラッキング:選んだ天体を画面の中心に捉え続けます。時間を早送りしても視野から外れません
  • マーカー表示:選んだ天体の周りに点滅するリングを表示します
  • 高度変化グラフで、その天体がいつ昇り、いつ一番高くなるかが一目でわかります
スマートフォン画面。オリオン大星雲付近をタップし、M42・M43・トラペジウムなど8件の候補リストが表示されている
オリオン大星雲をタップした例。星雲とトラペジウムなどの星が番号付きで並びます
08

密集地での天体の選び方v1.3

天体が込み入った場所をタップすると、周囲の天体を候補として一覧にします。リストと星図の両方に同じ番号が付くので、どの天体かを見比べながら選べます。

  • 候補は近い順に最大8件。名前・種別・等級・スペクトル型を表示
  • 狙った天体がはっきりしているときは、一覧を出さずにそのまま開きます
  • PCでは一覧の項目にマウスを乗せると、星図上の該当天体が強調されます
  • 視点を動かすためのドラッグやピンチの後に、天体が誤って選ばれることはありません
表示設定・観測地の設定画面
歯車ボタンから開く「表示設定・観測地」
09

観測地と表示設定

右上の歯車ボタンから、観測地と表示する項目を設定します。画面の表示は日本語と英語を切り替えられます。

  • 観測地は日本の19都市と世界70都市の計89か所から選べるほか、緯度・経度・タイムゾーン・夏時間を直接入力できます
  • 表示項目20種類を個別にON/OFF(恒星、星座線、惑星名、黄道、天の川、深宇宙天体、バイエル符号、フラムスティード番号など)
  • 星の表示サイズ(0.1〜3.0倍)と、恒星名・バイエル符号・フラムスティード番号の表示等級(−0.2〜6.5等)をスライダーで調整
  • 「URLで共有」で、今の日時・場所・視点・設定を丸ごとURLにしてコピーできます
スマートフォンでの表示画面
スマートフォンでの表示
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スマートフォン対応

画面の幅に合わせて操作パネルを並べ替え、スマートフォンの縦画面にきれいに収まるレイアウトにしています。ボタンを増やさずに使いやすさを高めるため、日時の▲▼のように既存の部品の中に機能を組み込んでいます。

  • 1本指のドラッグで視点移動、2本指のピンチで拡大縮小
  • 指で触れる操作に合わせて、天体の当たり判定を広めにしています
  • インストール不要。ブラウザでページを開くだけで使えます
Controls

操作方法

PC

視点を動かす
星図をドラッグ、または ←→↑↓(5°ずつ)
拡大・縮小
マウスホイール、または PageUp / PageDown
天体を選ぶ
天体をクリック。近くに複数あるときは候補リストから選択
候補リストを閉じる
Esc または × ボタン
情報ウィンドウを移動
タイトル部分をドラッグ

スマートフォン

視点を動かす
1本指でドラッグ
拡大・縮小
2本指でピンチ
天体を選ぶ
天体をタップ。近くに複数あるときは番号付きの候補リストから選択
日時を1つずつ変える
各プルダウンの ▲(前へ)/ ▼(次へ)
情報ウィンドウを移動
タイトル部分をドラッグ
Share

URLで共有する

設定画面の「URLで共有」を押すと、いま見ている星空を再現するURLがコピーされます。URLを自分で組み立てて、特定の日時や場所の空を直接開くこともできます。

https://systemluna.com/Software/Azimuthal_Equidistant_Star_Map_Ver1.3.6.html?date=2026-10-05T21:00:00&lat=35.6895&lon=139.6917&tz=9&dst=0&alt=35.00&az=135.00&z=1.60&ss=1.0&dm=2.5&lang=ja&opts=FFFFF
パラメータ内容例
date観測地の現地日時(秒は省略可)。指定すると時間は停止した状態で開きます2026-10-05T21:00:00
lat / lon観測地の緯度・経度(度、北緯・東経がプラス)35.6895 / 139.6917
tz / dstタイムゾーン(UTCとの差、時間)と夏時間の補正(時間)9 / 0
alt / az視点の中心の高度・方位(度。方位は北0°・東90°・南180°)35.00 / 135.00
z拡大率(1〜20)1.60
ss星の表示サイズ倍率(0.1〜3.0)1.0
dm恒星名・バイエル符号・フラムスティード番号を表示する等級(−0.2〜6.5)。指定した等級を含み、それより明るい星に表示。ズーム10倍を超えると6.5等まで自動で広がります2.5
lang表示言語(ja または en)ja
opts表示項目20種類のON/OFFを20ビットの16進数で指定。全部ONは FFFFF
ビットの割り当ては下表の通り。Ver1.3.3以前の形式のURLも読み込めます
FFFFF

opts のビット割り当て

bit0恒星
bit1恒星名
bit2星座線
bit3星座名
bit4星座境界線
bit5惑星名
bit6太陽・月名
bit7黄道
bit8天の赤道
bit9子午線
bit10白道
bit11天の川
bit12方位高度グリッド
bit13グリッド度数
bit14地平線
bit15白昼モード
bit16恒星のスペクトル色
bit17深宇宙天体
bit18バイエル符号
bit19フラムスティード番号

例:星座境界線だけをOFFにする場合は FFFFF から bit4(16進数で 10)を引いて FFFEF になります。初期設定(星座境界線とフラムスティード番号がOFF)は 7FFEF です。

Release Notes

更新履歴

  1. Ver1.3.62026-10-06
    • 表示等級スライダーで、恒星の固有名も表示を制限できるように
    • ズームの最大倍率を10倍から20倍に拡大
    • ズーム10倍〜20倍では表示等級が設定値から6.5等まで自動で広がり、20倍ですべての星名・符号を表示
  2. Ver1.3.52026-10-06
    • 情報ウィンドウの赤経がマイナス表示になる不具合を修正。春分点を基点に東回りの 0h〜24h で表示
  3. Ver1.3.42026-10-05
    • 恒星のラベルにバイエル符号・フラムスティード番号を表示(固有名も約500個に拡充)
    • 符号・番号を表示する星を等級で絞り込むスライダーを追加(初期値2.5等)
    • 情報ウィンドウに固有名・バイエル符号・フラムスティード番号(無い星はHIP番号)を常に表示
    • 共有URLのオプション指定を20ビット16進数(opts=FFFFF)に拡張し、表示等級(dm)を追加
  4. Ver1.3.32026-10-05
    • メシエ天体110個と代表的なNGC/IC天体など40個、計150個の深宇宙天体を表示
    • 表示設定に「深宇宙天体」を追加
    • 共有URLのオプション指定を、全18項目の18ビット16進数(opts)に統一
    • ▲▼で日時を変えたときに秒を0にするよう変更
  5. Ver1.3.22026-10-04
    • ▲▼を、現在の値に関わらず上位の単位を繰り上げ・繰り下げる動作に変更
    • 外部のCSSライブラリの読み込みを廃止、スタイルをファイルに内蔵(表示の高速化)
  6. Ver1.3.12026-10-04
    • 年・月・日・時・分のプルダウンの先頭に▲、末尾に▼を追加
    • 1月31日に2月を選んだときなど、月末日を正しく扱うよう修正
  7. Ver1.3.02026-10-01
    • 恒星をスペクトル型(B-V色指数から推定)に応じた色で表示
    • 天王星・海王星・冥王星を追加
    • スマートフォンでドラッグやピンチの後に天体が選択されてしまう問題を修正
    • 天体が密集した場所のタップで、候補リストから選べるように
  8. Ver1.2.40 まで
    • 正距方位図法の星図、恒星・星座線・星座境界線・天の川の表示
    • 太陽・月(満ち欠け)・水星〜土星の表示、天体情報ウィンドウ、トラッキング
    • 観測地プリセット、日本語/英語切り替え、URLでの共有、星図画像のコピー
Launch

さっそく今夜の空を見てみましょう

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