いま、頭上を
だれが飛んでいる?宇宙ステーション・気象衛星・科学衛星ビューア + 可視予報
国際宇宙ステーション(ISS)や中国宇宙ステーション、気象衛星、ハッブル宇宙望遠鏡などの位置を、軌道要素からリアルタイムに計算して表示するWebアプリです。2Dメルカトル図と3D全球図で「いまどこにいるか」を、新しい可視予報と天頂星図で「いつ、どの空に見えるか」を確かめられます。スマートフォンやタブレットにも対応。インストール不要、ブラウザだけで動きます。

- ISS 高度422km
- ISS 速度27,571km/h
- ISS 周期92.98分
- HST 高度466km
特長Features
「ISSはいまどこ?」「今夜、東京からISSは見える?」――ニュースで見聞きする人工衛星を、地図と地球儀で追いかけ、見える日時と空の道すじまで確かめられます。
可視予報NEW
追尾中の衛星が、指定した場所から肉眼で見える通過を最大30日先まで探し、見え始め・最大高度・見え終わりの時間と方角、明るさ(等級)を一覧にします。
天頂星図ビューアNEW
選んだ通過を、星座・恒星・惑星・月と一緒に全天の星図へ描きます。衛星が空を横切る様子を再生でき、明るさに合わせて光り方も変わります。
共有URL・ダイレクト表示NEW
観測地・条件・選んだ通過・星図の時刻までをURLにして共有できます。?ISS を付けて開けば、いきなりISSの可視予報が表示されます。
スマホ・タブレット対応NEW
スマートフォンではテレメトリー・地図・全球図をタブで切り替えて大きく表示。予報リストや星図もスマホの画面幅に合わせて組み替わり、星図はピンチで拡大できます。
PDF・画像・動画NEW
星図はベクトル形式のPDF(カラー/白背景)、画像コピー、再生の動画として書き出せます。日本語のPDFにはフォントを埋め込むので、文字がそのまま読めます。
3つの衛星グループ
「ステーション」「気象衛星」に加え、ハッブル宇宙望遠鏡やチャンドラX線観測衛星などの「宇宙科学」をボタン一つで切り替えて表示します。
2Dメルカトル図と3D全球図
世界地図に地上軌跡と昼夜を、全球図に実際の高度の比率で軌道を描きます。地図は左右に途切れずスクロールでき、全球図は自由に回転・拡大できます。
時間を早送り・巻き戻し
−5000倍から+5000倍まで、時間の速さと向きを自由に変更。UTCと地方時のどちらからでも日時を指定でき、夏時間にも対応します。
日本語 / 英語NEW
画面右上の EN / JP ボタンで、表示のすべてを日本語と英語で切り替えられます。星座名・恒星名・方位も切り替わります。
画面構成Layout
パソコンでは、テレメトリー・2Dメルカトル図・3D全球図を横に並べた1画面で表示します。3つは同じ時刻の同じ衛星を表しているので、時間を動かすと全体が同時に動きます。

| 場所 | 表示・操作 | できること |
|---|---|---|
| 左上 | タイトル・衛星グループ | ステーション → 気象衛星 → 宇宙科学 の順に切り替え。下に軌道データの元期を表示 |
| 左上 | 可視予報 | 追尾中の衛星の可視予報と天頂星図を開くNEW |
| 左上 | EN / JP | 表示言語を切り替え。日本語表示中は「EN」、英語表示中は「JP」と表示NEW |
| 上部中央 | UTC 日時 / 地方時 | 表示中の日時。直接書き換えるとその日時へ移動。タイムゾーンと夏時間もここで設定 |
| 上部右 | 速度スライダー・ボタン | −5000x〜+5000xの時間の速さ、一時停止、LIVE 現在時刻へ、追尾解除 |
| 左 | テレメトリー | 衛星の一覧と、緯度・経度・高度・速度・周期。表示の切替と追尾の選択 |
| 中央 | 2D メルカトル図 | 世界地図上の現在位置・地上軌跡・昼夜。画像コピー で画像として保存 |
| 右 | 3D 全球図 | 地球と衛星・軌道の立体的な位置関係。画像コピー で画像として保存 |
可視予報Visible Pass PredictionNEW
追尾中の衛星を選んで 可視予報 を押すと、観測地から肉眼で見える通過を探して一覧にします。見えるのは、空が十分に暗く、衛星には太陽の光が当たっているときだけ。その条件を満たす区間を1秒単位で求めます。

リストの見かた
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 最大高度になる日。明け方は水色、夕方は紫で色分けします |
| 条件 | 最大高度・明るさ・継続時間・空の暗さから、見やすさを3段階で表示(下記) |
| 見え始め時間 | 見え始める時間と、そのときの高度・方位。地球の影から急に現れる場合もあります |
| 最大光度 | 通過中にいちばん明るくなるときの等級の目安。数字が小さい(マイナスが大きい)ほど明るい |
| 最大高度時間 | いちばん高く昇る時間と、そのときの衛星までの距離 |
| 最大高度・方位 | いちばん高いときの高度(90°が天頂)と方位 |
| 見え終わり時間 | 見えなくなる時間と高度・方位。地球の影に入って途中で消えることもあります |
| 継続時間・太陽高度 | 見えている時間の長さと、最大高度のときの太陽の高度 |
AllCopy で一覧全体をタブ区切り(表計算ソフトにそのまま貼り付け可)で、1Copy で選んだ行をスペース区切りでコピーできます。
バッジをタップするだけで条件を変更

上部に並ぶバッジは、タップ(クリック)するとその場で選択肢が開き、選ぶとすぐに再計算します。観測地・対象衛星・観測期間・太陽高度リミット・最大高度下限・光度下限・標準等級を、設定欄を開かずに変えられます。
細かい数値を入れたいときは「観測地・検索条件の設定」を開きます。
- 衛星の種類と対象衛星の切替
- 世界の主要都市と、日本の各地の天文台・観測地のプリセット
- 緯度・経度・標高の直接入力と 現在地を取得
- 開始日と 今日 ボタン、日数(最大30日)
- 初期値に戻す:太陽高度 −4°、最大高度 10°以上、0.0等より明るい通過を最大20件
天頂星図ビューアSky ChartNEW
リストの行をクリックすると、その通過を全天の星図に描きます。円の中心が天頂、外周が地平線です。星図は上が北、左が東――空を見上げたときと同じ向きです。

星図に描いているもの
- 衛星の軌跡:見える区間は太い線、日が当たっていても低い・空が明るい区間は淡い線、地球の影の中は灰色の点線
- 1分ごとの目盛りと時刻、進む向きの矢印
- 「地影から出現/見え始め」「最高高度」「地影に入る/見え終わり」の吹出し(ドラッグで動かせます)
- 星座線・星座名・明るい恒星の名前、惑星、月と月の満ち欠け
- 10°ごとの高度・方位の目盛り
周囲の情報
- 左上:衛星名・観測地・日時、月明かりの有無と月齢
- 「▼実況値」:再生中の時刻の等級、見える/地影の中/空が明るい、時刻・高度・方位・距離
- 右上:天文薄明・航海薄明・常用薄明と日の出(日の入り)の時刻
- 衛星の光は明るさに合わせて大きくなり、明るい通過では光条が伸びます
再生と拡大・縮小

- 再生 / 停止 と時刻のスライダーで、衛星が空を横切る様子を ×10〜×120 の速さで再生します。
- − 100% + ボタン、マウスホイール、スマホのピンチで100〜500%まで拡大できます。拡大中はドラッグで見たい場所へ移動。
- 拡大のたびに描き直すので、線も文字もぼやけません。
- トラッキングで表示 で、星図の時刻のまま地図・全球図の画面へ戻れます。
書き出し
画像をコピー
星図をPNG画像としてクリップボードへ。コピーできないブラウザでは画像ファイルとして保存します。
線も文字もベクトルのPDF。拡大しても劣化しません。日本語表示ではフォント(Noto Sans JP)を埋め込みます。
PDF 白背景
白い紙に印刷しやすい版。背景を白、恒星を黒にし、星座名や軌跡はカラーのまま濃く描きます。
動画
通過の最初から最後までの再生を、そのまま動画(MP4/WebM)として録画します。
スマートフォン・タブレットMobile & TabletNEW
スマートフォンでは、操作バーをコンパクトにまとめ、テレメトリー・2Dメルカトル図・3D全球図をタブで切り替えて画面いっぱいに表示します。可視予報のリストや天頂星図も、スマホの画面幅に合わせて組み替わります。





表示できる衛星Datasets
タイトル横のボタンを押すたびに、3つのグループが切り替わります。可視予報の画面からも切り替えられます。軌道データは公開されている最新の軌道要素から読み込み、「軌道データ元期」にその時点を表示します。
宇宙ステーションとその周辺
ISSと中国宇宙ステーション「天宮」の各モジュール、ドッキング中の宇宙船、ISSから放出された超小型衛星など。
宇宙ステーション
ISS (ZARYA)POISKISS (NAUKA)CSS (TIANHE)CSS (WENTIAN)CSS (MENGTIAN)宇宙船・超小型衛星ほか
CREW DRAGONSOYUZ-MSPROGRESS-MSSZ-21 MODULEKNACKSAT-2DUPLEX…静止・極軌道の気象衛星
赤道上空約35,800kmの静止気象衛星と、高度800km前後で極の上空を通る極軌道の気象衛星など。
静止気象衛星
HIMAWARI-8 / 9GOES 16〜19METEOSATFENGYUN 2 / 4GEO-KOMPSAT-2AINSAT-3D極軌道・その他
NOAA 20 / 21SUOMI NPPMETOPFENGYUN 3METEOR-M…宇宙望遠鏡と地球・宇宙の観測衛星
ハッブル宇宙望遠鏡をはじめ、X線天文衛星や地球観測・太陽地球系の科学衛星など、約50機。
宇宙望遠鏡・天文衛星
HSTCXO(チャンドラ)XMM-NEWTONSWAS地球・宇宙の観測
TERRAPOLARTIMEDCORIOLIS…収録される衛星は、読み込んだ時点の軌道データによって変わります。上は2026年10月時点の例です。


2Dメルカトル図と3D全球図2D Mercator / 3D Globe
地図には国境・海岸線と15°ごとの経緯線、衛星の現在位置と前後半周ずつ(1周期分)の地上軌跡、夜の範囲を描きます。全球図には、衛星を実際の高度の比率で配置して軌道を描きます。


地図の操作
- ドラッグで移動。東西はつながっているので、どこまでもスクロールできます。
- マウスホイールやピンチで0.5〜8倍に拡大・縮小。
- 追尾中は衛星が常に中央に来るよう自動で動き、ズームだけが使えます。
全球図に描いているもの
- 国境・海岸線、15°ごとの経緯線、赤道(赤線)、夜の半球
- 衛星の位置(衛星ごとの色)と名前。地球の裏側に回った衛星の名前は隠れます
- 衛星の軌道。追尾中の衛星の軌道は明るく、ほかは控えめに表示
地図・全球図とも右上の 画像コピー で、表示中の画面を画像としてコピー(または保存)できます。
使い方How to use
-
衛星を選んで追尾する
起動すると、ステーションの先頭の衛星(ISS)を追尾した状態で始まります。
- カード右上のチェックで、衛星ごとに表示・非表示を切り替え。全表示 / 全非表示 で一括切替。
- カードをクリックすると、その衛星を2D・3Dの両方の中心にとらえて追尾します。追尾解除 で自由操作に戻ります。
- タイトル横のボタンで、気象衛星・宇宙科学のグループに切り替えます。

-
時間を動かす・日時を指定する
右上のスライダーで時間の速さと向きを選びます。右へ動かすと未来へ、左へ動かすと過去へ進みます。
- 一時停止 … 時間を止めます。LIVE … 現在の日時に戻り、実時間で動かします。
- 「UTC 日時」「地方時」の欄を書き換えると、その日時へ移動。タイムゾーンはUTC−12〜+14を30分刻みで選べ、夏時間にも対応します。
速さ 1秒で進む時間 向いている見方 1x 1秒(実時間) いまの位置を見守る 60x 1分 日本の上空を通過する様子 1000x 約17分 昼夜の境目を越える様子 5000x 約83分 地上軌跡が西へずれていく様子 -
可視予報を開く
見たい衛星を追尾した状態で 可視予報 を押します。
- 初回は観測地のバッジから都市を選ぶか、「観測地・検索条件の設定」で 現在地を取得。
- ◎や○の通過、明るい(マイナスの大きい)通過がねらい目です。
- 観測地や条件は保存され、次回からはすぐに予報が表示されます。

-
天頂星図で空の道すじを確かめる
リストの行をクリックすると天頂星図が開きます。どの星座のあたりから現れ、どこを通って消えるのかを、実際の空の星を目印に確かめましょう。
- 再生 で通過の様子を再現。ピンチやホイールで拡大できます。
- PDFに書き出して印刷すれば、観望会の配布資料にもなります。
- 共有URLで、同じ星図を仲間に送れます。

計算についてCalculation
衛星の位置は、公開されている軌道要素(OMM形式)をもとに、人工衛星の位置予測の標準的な方法であるSGP4モデル(satellite.js)で計算します。計算はすべてブラウザの中で行います。
衛星の位置と軌道
- 軌道要素(大気抵抗の係数 BSTAR を含む)から、指定時刻の位置と速度を計算
- 緯度・経度・高度は、地球の自転を考慮した地表上の位置に変換
- 地上軌跡は現在の前後半周ずつを計算。周期は平均運動から算出
- 軌道データは、アプリと同じ場所の data フォルダ → 保存データ(2時間以内)→ CelesTrak → 内蔵データの順に読み込み
可視予報と星図NEW
- 60秒刻みで高度が上がる区間を探し、10秒刻みで追跡、見え始め・見え終わりは1秒単位まで絞り込み
- 衛星が地球の影(円柱モデル)に入っているかどうかと、太陽高度がリミット以下かどうかを判定
- 明るさ = 標準等級(距離1000kmでの等級)+ 5 log₁₀(距離 ÷ 1000km)の目安
- 月・惑星・太陽の位置と薄明の時刻は astronomy-engine、恒星と星座線は d3-celestial のデータを使用
軌道要素は時間がたつほど誤差が大きくなります。元期から日数がたつほど、また先の日付の予報ほど、実際の時刻とのずれが大きくなる点にご注意ください。予報の時刻は、専門の予報サイトの値と数秒の範囲で一致することを確かめています。

